昨年の11月に開催された、全3回の当別町TOWNミーティングの全体進行とグループファシリテーターとして、宮本、橋本、遠藤が担当しました。
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今回の場は、これまで当別町で開催されていたタウンミーティングを活用した、当別町のこども計画策定に向けたワークショップでした。
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町内外の小学生(高学年)~大学生、約15名程が参加しており、普段まちで生活しているみなさんだからこそ出てくる言葉や、外からの目線ならではの言葉も出てきており、とてもアットホームな場となりました。
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全3回の構成は、
1回目:まちの好きなところ・足りないなと思うところ、そこに対してどんなものがあったらいいか。
2回目:これからも住み続けたい当別町「10年後、こうなっていたらいいなと思うことは?」
3回目:町内の大人たちが参加され、子どもたちのグループごとにこれまで考えたことを発表する
という流れで場を過ごしていきました。
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今回子どもたちと話している中で、「●●(有名チェーン店など)がほしい!」という言葉は、どこのグループにも出てきました。
おそらく、未来のまちについて話す場には必ずと言っていいほどこのような意見が出てきます。
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こういった言葉を大人はどう受け止めるのか?
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これを書いている私(遠藤)は、最初は少し戸惑いもありましたが、その子たちの意見であるということをまずは聴き、受け止めることが大事だと気付きました。
そのあとに「なぜそれが必要だと思うのだろう?」「生活している中で、どういうときにほしいと思うのだろう?」と、生活者目線で考えられるような言葉を渡してみます。すると、彼らにとっての必要なポイントが少しずつ見えてきました。
ただ「ほしい」という言葉から「こういうときにほしいと思う」という彼らのリアルな生活から見える言葉でした。
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子ども「だから」…意見を流したりするのではなく、聴く側が視点を変えた言葉を渡してみることで、聴こえてくる言葉も変わってくる。
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子どもの声を大切にする世の中に変わろうとしてきている中で、実際にどう大切にされたらいいのか、どう大切にしたらいのか?を考えさせられる場でした。
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ご一緒してくださったみなさん、どうもありがとうございました!