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自分たちのまちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。北海道市民ファシリテータープラットホームで全道域のネットワークをつくる。

きたのわについて

Vision わたしたちが目指す社会

自分たちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。

Mission わたしたちの使命 

市民自治のための全道域のネットワークをつくる。
市民自治を話し合いで実践する。

Value 誰にどんな価値を届けるのか? 

自分たちのことを自分たちで話し合って決めて行動していきたい人々に
話し合いの方法と共に行動していける一歩を届けます。

Reason 活動の背景

北海道では少子高齢化や社会経済情勢の変化、個人の価値観やライフサイクルの変化、自然災害による生活への影響などにより、これまでの行政や専門的な社会サービスが限界となり、より自治意識を持った市民社会の形成、行政と市民との協働や市民参加が求められる時代になりました。

しかし、協働や市民参加を主軸とした対話や話し合いの場の具体的な進め方がわからず、市民の意見が政策に反映されずに終わっていることが多くありました。また、市民側も行政主導によるまちづくりに受け身の姿勢が多くみられました。

平成22年4月に任意団体NPOファシリテーションきたのわを設立し、これまで「住民が対話を通じて地域やコミュニティの課題を解決していく社会の実現」をビジョンとし、まちづくりにおける話し合いの場づくりやその手法としてファシリテーションに取り組んできました。

まずは生活者としての目線で暮らしのなかで気になることや困りごとについて、そこに暮らす人々がその土地の環境や資源や文化を活かせるように多くの人たちと話し合い、主体的に行動していくことが何より望まれます。そのような多様な主体が話し合う場でファシリテーションや対話の心得や技術が重要になることを実感してきました。この話し合いの心得や技術を知っている市民が増えることで地域のなかの話し合いが変わり、そこから地域が変わっていきます。

誰も答えの持っていない課題について地域で話し合っていくことが求められる今、自分の思いや考えを自由に言えない環境では、主体的に暮らすことは出来ません。また、それを地域の大事な声として受け取り合える土壌が必要です。このような土壌となる協働の関係は、市民の声が政策や計画のニーズとして反映されることにつながり、市民はより自治意識を持ってまちづくりの主体となることができます。

生活者としての日々の実感から「私はもっとこうしたい」、「子どもたちのために変えていきたい」といのちの芽吹きのように確実な声が聞こえてきています。このような声を大切にした市民主体の対話によるまちづくりを実現していきます。

ロゴマークに込められた思い

さまざまな色が意味しているのは、人の価値観や意見の多様性。ばらばらのようですが、集まると一つの輪になっていることに気づく。

一番上のブロックはキーストーン(keystone)です。石組み建築では要石と呼ばれ、建築物のアーチ型では周囲の建材が崩れないように締める、重要な役割を果たします。集団の話し合いや活動の中でその役割を果たすのは、まさにファシリテーション。

北海道の自然をイメージしたアースカラーのブロックは、まるでたくさんのあめ玉のよう。話し合いの場には欠かせないお茶菓子コーナーに必ずある「あめ玉」は楽しい雰囲気をつくるためのシンボルです。

きたのわのマークには、そんな意味が込められています。