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自分たちのまちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。北海道市民ファシリテータープラットホームで全道域のネットワークをつくる。

【新年のご挨拶】

2024年は大変お世話になりました。

2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年は積み重ねてきたものがゆっくり実りとなった年でした。

たくさんの感謝の気持ちと、昨年新たな取組みだったつくる人講座の振り返りをお届けします。

【2024年話し合いをつくる人講座が全て終了】

5月から11月にかけての約半年間、対話編と議論編の2クールに分けて、対面とオンラインでの講座と実際の仕事現場に入る実践の機会を設け、最終回は対面で集まって練習をした全4回×2クールが全て終了しました。

今回初めて対話編と議論編に分けたことで、2つの違いと関係性について深く向き合う時間となりました。これまでのプログラムを見直し、必要性を問い直して半年間悩みました。

それぞれ想いを持って集まった私たちで何を学びあうことができたら一人ひとりの現場でも役立つだろうか?と想像しながら組み立ててきました。議論編の受講生のレポート3回分を久し振りにnoteにUPしたのでぜひご一読ください。最終回も近々UP予定⭐️

https://note.com/kitanowa/n/nfaa03f0e46ab

対話の場をつくるとき、会議をつくるとき、ファシリテーターとして立ち、その場に居るとき、自分の役割や責任、リスクや限界、その場でのあり方、相手をどうみているか、ということがとても大事になります。それは、講座のプログラムの中身や進行の仕方よりももっと前提になるところ。

これら「世界観」のようなものは、その人の佇まいや話し言葉から参加者に全て伝わってしまうもの。良くも悪くもその場における影響が大きい存在です。

ファシリテーターという仕事の時間だけ何かをすれば良い、と分けることそのものが難しく、普段の生活や習慣から現れてくるものでもあります。

ひとつの正解や成功モデルが在るわけではありません。自分らしさの認識だったり、変わっていくことの柔軟さはファシリテーターに大事なことであると感じます。

ひとりひとりの違いを前提として、どんな話し合いが自分に必要か、話すを聞くを通して自分にとって何が大事かを潜り探していく時間。それを一緒に振り返ったり、見つけたものをシェアしあえる時間は本当に豊かでした。

室蘭、中標津、伊達、江別、札幌から想いを持って8名のみんなが集まれたことにただ感謝しかありません。ありがとうございました。そしてこれからも一緒に

最後に修了証として渡したネームプレートの裏に書いた言葉を紹介します。

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誰も答えを持っていない課題について

自分たちで話し合っていくことが求められているいま

「私たちはもっとこうしたい」

「未来のために変えたい」

といういのちの芽吹きのような声が聞こえる

その声を大切にできる対話や話し合いの場が私たちの仕事です

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