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自分たちのまちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。北海道市民ファシリテータープラットホームで全道域のネットワークをつくる。

稚内市地域福祉計画のためのワークショップ

第3次稚内市地域福祉計画策定にむけた市民ワークショップ「これから10年、住み続けたいのはどんなまち?」にてワークショップ全体設計、全体進行、記録作成を行いました。担当は、宮本と津田で行いました。

8/29の第1回目は「子育て、地域活動、防犯」がテーマでした。まずは、テーマごとに【暮らしの中で気になっていることや大事にしたいこと】をお話ししたあと、【これからも住み続けたいと思える地域はには何があるといいなと思いますか?どんな「つながり」があるといいなと思いますか?】についてグループで話し合い、最後は一人一枚紙に書いて共有しました。

1回目の終了後、グループの進行役で入ってくださった職員の皆さんと一緒に最後まで振り返りをして、次回への改善点をどんどん出していき、グループの進行で悩んだことや困ったことなども相談し他の方の知恵やアイディアをお互いに共有しました。こうやって職員の皆さんと作っていけるワークショップは本当に楽しかったです。

9/12の第2回目は「高齢者の暮らし、障害のある方の暮らし、防災の備え」がテーマでした。

なんと!!50名を超える方々が会場に集まり、職員のグループ進行役のもと、話し合いが始まりました。人数が多いため会場が反響して声が聞きにくいこともあったのと、手話サークルの活動をされている方もおり、「拍手は手話でやろう、時間が来た時は手を上げて知らせる」といったことをグランドルールとしました。

稚内市の地域福祉計画の基本理念は「地域共生社会」。制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会。そのような地域共生【つながり】をまずはワークショップで、テーマと分野と世代を超えて話し合える場をつくりました。

ここまで稚内市地域福祉課の担当の方、サーベイリサーチセンターの方と、たくさんの打ち合わせを重ねて作り上げました。また、稚内市はファシリテーションを学んで実践したことのある役場職員も多いので、今回とても心強い存在でした。

どんな困りごとがあっても「話し合うことができるまち」を中心において、まちづくりが積み重なっていってほしいです。

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