ワーカーズコープ・センター事業団北海道事業本部地域リーダー研修の一部としてファシリテーション講座を実施しました。会場参加とオンライン参加の両方で実施、講師は宮本と平井が担当しました。
働く人が自ら出資して運営に関わり、「協同労働」という新しい働き方を実現する法律である労働者協同組合法は2022年10月1日に施行され、日本で新しい「働き方」の選択肢が増えました。
協同労働を実践されているワーカーズコープの皆さんは、日頃から多様な方々と様々な話し合いを積み重ね、地域社会の主体者になる働き方を目指しています。そんな皆さんの仕事や地域社会に対する思いを感じることができる時間でした。
講座ではうなずきながら受け止め、「あの事業のこの部分に活かしていこう」といった具体的なイメージを持って時間を過ごしてくださいました。最後には、『対話』で大切にしたいと思ったことを共有し合いました。
【対話で大切にしたいと思ったことは?】
「共感し合う」「否定しない」
「相手と自分の考え方は違う」
「自分だったらどういう気持ちになるか」
「相手を理解しようとする気持ち」
「言いにくいことでも話せる場や人があること」
「相手の話を待つ、じっくり聴くことに集中」
「素のままに受け止める」
「話し手にも聴き手にも愛がある」
その日の午前中は「私と原則」というテーマで研修会がおこなわれ、私達も一緒にお話を聴かせて頂きました。
今年法人化したきたのわにとっても「協同労働」という働き方における話し合いを一緒に考えてつくっていきたいし、また一人の人間としても大きな学びとなりました。(平井)
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