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自分たちのまちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。北海道市民ファシリテータープラットホームで全道域のネットワークをつくる。

【丘珠空港周辺地域まちづくりワークショップが終了しました】

7月27,28日、8月3日の3日間、札幌市丘珠空港周辺地域まちづくり構想に関するワークショップが行われました。3日間でのべ44名が参加され、きたのわからは全体進行役、各グループには進行役と板書役としてのべ21名のメンバーと活動を行いました。

丘珠空港は道内6ヶ所、道外6ヶ所と繋がる札幌市民の大事な都市空港で、昨年度は現ターミナルビル開業以来44万人が利用するなど、防災機能や医療用ジェットの離発着も含め、様々な役割を持つ空港です。

その丘珠空港の近隣11連合町内会にお住まいの方々と、「今の自分にとっても将来の子どもたちにとっても空港があってよかったと感じられるまちはどんなまちですか?」を大きなテーマに、まちづくり構想案の6つの取り組みについてグループに分かれて意見を聞き合いました。

空港緑地の活用では「北側からまちの方向を見ると札幌の街並みなど景色が素晴らしい。飛行機の離発着とともに札幌の街並みが見えるのはひとつの観光資源」「自然が多くなると鳥も集まりやすくなるがバードストライクの危険性は大丈夫か」や

ターミナルビルの機能拡充では「セスナ機で関係空港の地域から野菜や産直品を運んで空港直送即売会をする」「空の駅と銘打ってPRしてはどうか」といったアイディアから、「どの取り組みにしてもこれが足りないから拡張します、作りますというような後付けのものでなく、きちんと考えた計画に基づいてやってほしい」など、率直な意見がたくさん出されました。

また先代から玉ねぎ農家を営んでおられる方の丘珠空港と一緒に過ごし暮らしてきた時間を感じるお話も、とても印象に残っています。

ワークショップ前の空港見学では普段入ることのない飛行機の格納庫で整備士さんからお話を伺い、「社会見学も出来たし、みなさんの話も聞けてとても勉強になった」いう声がたくさん聞かれ、丘珠空港周辺地域まちづくり構想につながる大事なワークショップとなりました。

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