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自分たちのまちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。北海道市民ファシリテータープラットホームで全道域のネットワークをつくる。

\7/12みんなでつくる話し合い講座/

7月12日に、きたのわ自主講座「決めていく話し合いの工夫とあり方-みんなでつくる話し合いってどうやるの?」が開催されました。

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参加者6名、講師3名の計9名で、みんなでつくる話し合いについて深め合う時間となりました。

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最初はチェックインから。

自己紹介から始まり、みなさんの関心どころはどこにあるのか?

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「なぜこの講座に参加しようと思いましたか?」

「何があなたを講座に運ばせたのですか?」

「この講座の中で考えてみたいことはどんなことですか?」

「講座で期待していることはどんなこと?」

「今日の講座で大切にしたいことは?」

「特に今話したいことはありません」

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それぞれに問いを選んでもらう形でスタートしました。

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今回は、対話の中でもこれでもかという頻度でやってくる「混沌」について深め合う、聴き合う時間を取りました。

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「混沌」といってもいろんな状況があります。

例えば…沈黙、怒りの声が聴こえてくる、異なる意見が聞こえる、場的にカオスになっているなどなど。

そういった状況の中で、自分は、それからお互いに、どのようにその場に居れるといいのか、向き合っていけるといいのかについてお話をしました。

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混沌は気まずいものであったり、早く過ぎ去ってほしいものであったり、苦しいものであったりする。

そういった状況にこそ、お互いに丁寧に聞く話すが大事でここが踏ん張りどころなのだということは、本当にその通りなんだ…と感じる一方で、なかなかここを乗り越えるのは精神も労力も削られるときもあります。

参考:「対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得」

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そんなときこそ、進行役一人でその場を乗り切るために頑張ったり、誰かに任せる話し合いではなく「みんなでつくっていく」という視点が大切なのではないかなというところに行き着いた感じがしています。

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最後は実際にここまでみんなで話し合った中で、「決める話し合い」をやってみようという時間を過ごしました。

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そこでは、その場のグラウンドルールをみんなで決めるところから始め、話し合いが進んでいく中であえて混沌を起こしてくださるようなナイスチャレンジがあったり、それいいね、「うーん」、とご自身の感じられる気持ちや、違和感を言葉にされながら、みんなで最終的なゴールに到達している姿がありました。

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講師として至らぬ点もあったかと思いますが、

この日に参加されたみなさんと一緒に「みんなでつくる話し合い」について考え、体験できたことに、すごく価値のある時間を感じておりました。

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またどこかでお会いできますこと、楽しみにしております。

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