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自分たちのまちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。北海道市民ファシリテータープラットホームで全道域のネットワークをつくる。

【新ひだか町 話し合いが楽しくなる講座レポート】

10月11、12日は新ひだか町社会福祉協議会さん主催の「話し合いが楽しくなる講座」でした。

今回で3回目となるこの講座。社協さんのファシリテーション研修も兼ねて行われました。

変わらず新ひだか町さんから聞こえてくるのは「話し合いは楽しい!」という言葉。

まちの皆さんにもこの楽しさをぜひ経験してほしい!と、その年の事業などと上手に連携させながら話し合い講座を開催されています。

主催のお二人からは「今日も楽しかった」の言葉をいつも頂くのですが、そのシンプルな言葉の意味が更新されているのを感じています。講座後、会場を後にする時にいつも大切な思いを聞かせてくださるお二人との時間を、わたしたちも大切に思っています。

1日目は話し合いの対話的な領域を「聞くと話すを分ける対話の手法」から体感してみます。

やはり感じられるのは会話との違いです。話した内容の語り返しと印象に残った言葉や大切に感じられたところをフィードバックしてもらうと、なぜだか自分が大事に扱われていると感じるのです。たった15分足らずの時間の中でも「「話すと聞くを分ける」「話したくないことは話さなくてもいい」「話からそれない聞き手からのフィードバック」という枠組みは始めは戸惑うかもしれませんが、安心の場をまもる時に大事な枠組みだと実感します。

2日目は1日目で得たものを活かす合意形成の領域です。

まずは「普段の話し合いでの困りごと」と「みんなでつくりたい話し合い」を出し合います。

話し合いを観察してみて、そこから気づいたこと、やってみたいことを少しイメージした後は、みんなでつくる話し合いの実践です。

「これまでより背負わず進行役がやれた」という言葉をお聞きして、「みんなでつくる」をお伝えできてよかったと思いました。

今回の講座から新たな学びのチームが生まれたり、ある人にとってはリカバリーの場となったこの講座。遠く室蘭からも同じ思いでつながるファシリ隊の方が高校生を連れて(なんと一泊旅!)参加してくださいました。このようなおつながりもとても嬉しいです。

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