7月28日(月)に、滝川市役所にて、認知症普及啓発イベントボランティア「ケアLabo」に参加されている高校生や看護学生のみなさんと、話し合いについて学び、みんなで話し合いをつくる体験を、遠藤が担当しました。
こちらの講座は、ここ数年、毎年ご依頼をいただいており、学生さんと一緒に話し合いについて深めあう貴重な時間です。
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ここに参加のみなさんは、
認知症普及啓発イベント「おれんじフェスタ」のボランティアにて自分たちのブースを出すこととなっており、その中でチームでの話し合ってどうやっていけばよいのだろう?というところを、ご一緒させていただきました。
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学生さんにとって、普段の話し合いってどんなイメージやどんな場面があるのだろう?ということをお聞きしながら、
なるべく日常離れしないように、普段の話し合いにも活用できるポイントや、コツをお伝えさせていただきました。
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実際に話し合いをやってみると、20分で考えていたけど「あれ?10分で終わっちゃった」というグループがありました。
すぐにチームで決断が出て終われたのはナイス!
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でも、よくよく話を聞いてみたり見てみると、出てきたアイデアはたくさんあるけど、各々が実際に実施するイメージの擦り合わせまで到達できていなかったのでした。
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実際のイベントでは、そこに来てくれた地域の方たちと、
例えば「射的」「フォトスポット」など、少し体を動かせる体験を軸に考えているグループが多かったですが、
「それってどんなイメージでやるのかな?」という、すり合わせがとても大事だなと感じます。
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フォトスポットをつくるなら、どんな雰囲気のスポット?、なにを用意したらいいかな?、案内板やどんな写真を撮れるといいのだろうか?、などなど。
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少しずつ一歩ずつ、自分たちの話し合いのペースを掴みながら、お互いに考えていることを対話を通じて理解しあえる。
そういった話し合いもぜひ大事にしてもらえたらと思っています。
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ご一緒してくださったみなさん、どうもありがとうございました!