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自分たちのまちのことを自分たちで話し合って行動していける社会を実現する。北海道市民ファシリテータープラットホームで全道域のネットワークをつくる。

町民のみなさんも参加しての天塩町職員研修

3月17日(金)天塩町にて午前・午後の2回「対話と議論について学ぶ研修会」を行いました。会場は眼下に天塩川と海が広がる絶景。もちろん町民の皆さんには見慣れた風景なのでしょうが、海は大きいなぁ〜いや北海道だ〜としばし見入ってしまいました。

今回はファシリテーション講座に加えて、昨年問寒別でお世話になった幌延町役場の山下さんにゲスト講師として「食生活改善推進協議会〜団体内の対話を通して〜」をお話いただきました。また天塩町とお隣の幌延町、お互いのまちのことを知り合うよい機会と人口推移や行政職員の推移などをこれからも住みたいまちを考える地域コミュニティ形成事業に絡めて発表してくださいました。

自己紹介フリップに「きたのわの回し者ではありません」とは書かれていたものの写真でもお分かりのように、手書きのフリップを用いて説明する当たりそれはもう誰も疑う余地はなかったように思われますし笑、やはり手書きのフリップは温かさがありますね。参加したみなさんにとってもご自分の地域や活動場所でファシリテーションを活かす、大きなヒントになったのではないでしょうか?

また担当してくださった天塩町役場の菅原さんから豊富温泉がアトピーや乾癬の方の湯治場として長らく研究されてきた場所だったことを知り、こんな素晴らしい資源が北海道にあったのかと本当にびっくりしました。菅原さんご自身がアトピー性皮膚炎の治療のためにここ天塩町に移住なさったこともお聞きし、「ルポ アトピー患者がつどう温泉 豊富温泉という福音」を拝読しましたが、まさにこの地が福音だったことを納得しました。

アトピーや乾癬から救われた経験を次の方へ繋いでいくことを恩返しとして、ここに生まれるコミュニティはなんと力強いものだろうと想像していました。

このように講座で呼んでいただき、みなさんの人生のストーリーに触れさせていただけることもまた大きな喜びです。

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