11月22日は富良野市議会にて「聴く力のアップデート。信頼関係を育む対話のあり方を会議の現場から考える」でした。市議会の中でファシリテーションを学ぶ機会を長く温めておられた同市議の松下寿美枝さんが役員会として企画してくださいました。
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今回は聴く力のアップデートということで、「聴く」をしっかり体験する対話のワークが中心でした。普段自分の考えを伝え、議論されている皆さんだからこそ、聴く側になった時の気づきが深いように見えました。
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世代やジェンダーによって、見えているものや社会から受け取るものが違います。
同じ風が吹いていても、どこに立つかによって風の感じ方は変わるものです。
対話の目的は相手を正すこと、変えること、結論を出すことではなく主観と主観の交換と言われますが、どのように聴けるかで受け取りに大きな違いが生まれます。
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振り返りからは「聞くことに集中すると結果に期待しない=自分の結論にしない」
「本心で話す」「素直な気持ちありがとう」「議員同士ゆっくり話をすることで相手を知れてよかったです」など、体感からの感想が聴かれました。
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議会説明会でも少しお互いの人となりがわかるような対話の時間が持てたら、もっとまちのことや市政のことを身近に感じられる人が増えるかもしれない。そんな嬉しい期待を持たせていただいた研修でした。