9月9日(火)は登別市の職員のみなさんとファシリテーション研修でした。
20代~30代の様々な部署の方が参加されるので、普段の業務にそして生活や活動に活かしていただけるようにと考えて、毎年ご一緒させていただいています。
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今年は同世代のきたのわ遠藤さんが講師だったことで、かゆいところに手が届く感じ、みなさんも楽に参加できている印象を受けました。
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ちょうど会場に畳のスペースがあり、講義以外のプログラムは畳のスペースもフル活用。
内容に応じて自由にレイアウトを変えながら進められたので、気持ちの切り替えにもなってよかったです。
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午前中は「聞くと話すを分ける対話の手法」で話し手が今気になっていること、なんとかしたいと思っていることを自分のペースで深めていく体験をしました。
私たちは人の話を聞く時、常に「早合点」しながら聞いているという事実を知るだけでも、聞き手として自分の中で起きていることに目を向けるきっかけになります。
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午後からの会議の観察で出されたテーマは「頭のいい人と話す時の緊張について」
みんなで合意をとっていくようなゴールというよりは、「あなたはそんな風に感じていたんだね」「そういう考え方もあるか」のような、他者の状況を教えてもらい、それについてみんなで考える時間になりました。
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最近話し合いのテーマに上がってくることが、「暮らしのヒントになりそうなこと」や「誰かとの間で自分が陥ってしまうこと」についてが増えてきたなあと実感しています。
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板書という同じものを眺めながら、それぞれのペースでこの話し合いという今にコミットする体験は普段はあまりないと思うので、テーマによってはもう少しゆっくり掘り下げていけたらもっと豊かな体験になりそうです。
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今年もみなさんと良い時間を過ごさせていただきました。
1日研修お疲れさまでした。